録音からミックスまで
DAWとはデジタルオーディオワークステーションの略、平たく言うと作曲ソフトである。このソフト上でバーチャル楽器を立ち上げ、音を打ち込み、生楽器の録音を行い、ミックスダウンまですべての作業を行っている。
LogicPro Xは宗教法人AppleからリリースされているMAC専用DAWで、純正な分OSとの親和性が高くMAC特有の直感的な操作が可能なため、管理人のお気に入りDAWだ。というかコレしか使っていない。
MIDIの打ち込みは〇〇、オーディオ録音・編集は□□、ミックスダウンは△△。というように複数のDAWソフトや波形編集ソフトを併用している人もいるが、そういう方々はただの上流階級なので口をきいてはいけません。
個人的にLogicを使用していて嬉しい点をいくつかまとめてみる。
【利点①:コストパフォーマンス】
何が良いってまず価格
価格!
KA・KA・KU!!
通常、高機能DAWというのは平気で¥100,000を越えるのだがこのLogicPro Xはまさかの¥23,800。半端じゃないコストパフォーマンスである。この価格で他社の高機能DAWと遜色のない性能と言うのは嬉しい。どうせMACパソコン買う時点で高額出費確実なんですけd
【利点②:画面管理】
1つの画面でプロジェクト全体を見渡せて、更にMIDIの打ち込みやオートメーションの書き込みがダイレクトにできるのが嬉しい。
管理人はデュアルディスプレイにしてメインの画面でDTM、サブの画面で動画を見てブログの更新をしているので1画面で色々できるのはありがたい。さらにあらゆる画面をショートカットキーで簡単に呼び出すことができるので非常に使い勝手が良い。
【利点③:付属エフェクト】
付属で入っているエフェクトが高品質。半端じゃない。中でもディレイの「Delay Designer」とリバーブの「Space Designer」が飛び抜けて良い。
かなり細かく音を作り込んでいくことができるので、自分の希望の効果をどこまでも追い求めることができるし、かかり具合も派手なものから使い勝手の良い自然なものまで幅広く対応できる。ただ、高品質な分動作もやや重い印象がある。センドリターンに挿すなどしてCPUの節約をすべきだろう。ちなみに使い方が死ぬほどわかりにくい。
【利点④:コード表示機能】
繋いでいるMIDIキーボードなどで和音を弾いたとき、上のコントロールバーに押さえているコードネームを表示させることができる。こういう大人しいけど優等生な機能好き。編曲の一助になるのでは。てか地味すぎて気づかねぇよ。
【利点⑤:Apple Loops】
リズム系からオーケストラ音源まで様々なループがえげつない量収録されている。これだけのループがあればただ試聴していくだけでも楽しい。
それにさすがセンスが良いというか、オサレというか実際に使いやすい音が多いのが良い。オーディオループだけでなくMIDIデータによるループも収録されているので打ち込みの参考にもできて勉強になる。
【不満点もある】
もちろん不満な点もある。たとえば付属のVSTi(=バーチャル楽器)のクォリティが「そこそこ」の域を出ない。しかしチープな音ならチープな音でまとめればそれはそれで1つのテイストとして成立するし、サードパーティ製の音源の購入で解決できる。飛び道具的なエフェクトがあまり付属していないがこれも同じくサードパーティ製のエフェクトの追加購入であれ…お金が…?
Macユーザーなら特にこだわりや宗教上の理由がない限りはLogicで決まりだと思う。付属のピッチ補正ソフトも精度が高く、必要最低限なものは全て揃っている。音質?だからわかんねぇって。